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2009年4月

末吉探検隊

       

  島津3

 

前回まで平李基とはどういう人かについて述べてきました。この季基が伊勢の神の神託を受けて建てたと言われるのが都城市の神柱宮です。

神柱宮は都城の神社の総社といった地位にあり、現在は都城市の中心部にあります。しかし神柱宮は当初、梅北町の現在の黒尾神社の所にありました。万寿3年(1026年)季基がこの中郷の梅北の地に屋敷を建てようとしたところ、伊勢の神の託宣があり、「われは伸勢の外宮なり。此の地にて衆生を護らんとする。すみやかに社を建て神社の名を神柱と称すべし。これを信ぜずんば(信じないのなら)人を伊勢の囲に上げて問うべし」ということだった。

季基が直ぐに伊勢に使者を出したところ、伊勢神宮にも同じ神託があって「日向の国 荘内益貫に我を祀るべし」とのことだったという。奇遇と言おうか、たまたま梅北からの使者と、伊勢からの使者が同じ宿に宿泊することになって、互いに伊勢の神の託宣を知った。神柱宮はこうして伊勢神宮から分霊を受けて建立されたとわれています。


上 神柱宮  下 黒尾神社


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読書日記

   冨の王国ロスチャイルド   池内 紀     東洋経済新報社

 いつかは飲んでみたいワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」ロートシルトとは、ロスチャイルドのフランス読みである。ロスチャイルドの名前は他にも以外な所にも見られる。ニューギニア産の豪華な蝶に「オルニトプレラ・ロチルディ」の学名。南アメリカのダチョウの一種「レア・ロチルディ」。一般に私たちが知っている大富豪のロスチャイルドは同時に慈善家であり、世界的な美術品の保護者でもある。

 昔から時代の波に乗って大富豪にのし上がった成金がごまんといた。だが、成功者は慌ただしく交代していった。そんな中でロスチャイルドだけは19世紀のはじめに登場して以来、冨を維持しただけでなく、間断なく増やし続けた。そんな場合、他人のねたみやそねみにさらされるものだが、ロスチャイルドはねたみ以上に尊敬をかちえた。しかも「ユダヤ人」という生来のハンディーを背負って。ロスチャイルドはただ一人の権力に寄り添うことの危険を知っていた。

初期のロスチャイルドは手分けして情報を集め、商売に精を出し、顧客を掴んだ。ヨーロッパに分散した兄弟で確実な情報を握っていた。ロスチャイルドは「情報ネット」を完成させた世界で最初の企業だろう。その情報システムは二つの要因から出来ていた。一つはより多くのより正確な情報を集めること。もう一つは、より、早く、より確実に伝達すること。
 また、その教育システムも特異である。ロスチャイルドは科学教育を重視し、たえず最新の技術を学ばせた。絵やピアノやダンスに加えての科学である。当時それは極めて珍しい例外だった。第一世代は蓄財をまず教育に投資した。
 石油が注目をあびるのは20世紀になってからである。それまではランプ用、または機械油がせいぜいだった。いち早く石油の将来性に目をつけたのも、ロスチャイルドだった。
アジアの石油地帯への進出にあたり、米国ノスタンダード石油は国ごとに現地の言い値のままとした。石油の未開地であって、まず需要をよび起こす。その間に供給網をととのえ、本格的な需要が始まったときは、思いのままに根づけができた。

 ロスチャイルドの人間はつねに一つの仕事以外に情熱を傾ける対象を持っていた。一人二役のコンビネーションはロスチャイルド一族の特徴といえる。それこそ、人間性にまして、正確な時代への目と決断の早さの秘訣かもしれない。

 ワインにおけるロスチャイルドの生き方が金融業務すべてにわたるロスチャイルドをあざやかに示している。一つの「事件」の意味を正確に受け止め、くわしく分析し、ついては大胆に方針を改め、将来の方向を定めていく。細心に調査して大胆に投資する。

常に歴史の流れを注意深くながめ歴史の変化に対応していくことが長く生き残っていった秘訣なのだろう。歴史を顧みずにその変化に対応できない者は生き残れない。

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読書日記

  パンデミック・フルー襲来   木村良一      扶養社新書

 いつ起こるかも知れない新型インフルエンザについて、小説仕立てにしながらの解説書。
ただし私にとってはすでに知っていた事が多く、やや物足りなかった。
くしゃみから感染する(飛沫感染)はわかっていたが、空気感染(飛沫核感染)はどうやって感染するのかの仕組みが初めて理解出来た。
せきやくしゃみによってウイルスを含んだ患者の分泌物(唾液や鼻水)が細かく飛び散ったしぶきが飛沫で、これが喉や鼻の粘膜に付着して感染するのが、飛沫感染。この飛沫から水分が蒸発すると、軽い粒子の飛沫核となlって空気中を浮遊する。これを吸い込んで感染するのが飛沫核感染である。いわゆる空気感染である。飛沫核感染になると長い距離を長時間漂うことになり、感染の予防も難しくなる。
乾燥した冬場にインフルエンザが流行るのはこういう事が理由なのだろう。

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読書日記

    数学嫌いな人のための数学     小室直樹     東洋経済新報社

 数学が苦手なのに好きである。微分積分、量子力学などの題名の本があると、つい立ち読みしてします。
著者は私が大学生の時に、「ソビエト帝国の崩壊」という本が売れていてのを記憶していてこの本を購入した。
 数学の本質は論理学である。その根本にあるのはユダヤの民とアッラーの神との契約から始まる。といきなり話が飛躍する。数学が発展したのはひとえにその論理性と証明のたまものである。背理法、帰納法、必要十分、読んでみてわかったようなちんぷんかんぷんのような・・・。特に必要十分条件の説明はまさに禅問答。

                        引用文
方程式は解く。解を求める。恒等式は解かない。常に等しいから解きようがない。
 う~~ん意味が分からないが、納得した。

   

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