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「一度も植民地になったことがない日本」 デュランれい子 

                      講談社α新書 読了2009/2/2

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私たちが想定している世界とは日本とアメリカの慣習が中心ではないだろうか?

ヨーロッパ人からみた日本のヘンな所、優れている所を紹介している。外国で生活している人は愛国的になるよく言われるが、このれい子さんも自国の歴史に詳しい。私も世界で2番目に義務教育を始めたのは日本である。7世紀にはもう日本には17条の憲法があったなど、勉強になった。私たちはもう少し日本について勉強して自国に誇りを持つべきであろう。

 また、日本的な気配りや、男は黙って的な寡黙さを貴ぶ風習は日本にしか通じないと言うことは裏返せばあまり他国と利益の対立で争った事のない国の歴史が成せることであろう。

     引用

171P  残業は役つきのみ、ヒラはしない

ヨーロッパでは若いうちは給料が安いからそれだけ責任もない。つまり権限がないから責任もない。だから残業する必要もない。

 

ヨーロッパはバカンスで休みが多いとか、若いうちは残業がないと言われるがその内情は40歳過ぎて気を遣う責任の大きい仕事につくと若者がやり残した残業をこなし、時差ぼけでも会社に出勤して若い連中と同じ仕事をこなさなくてはならないタフな仕事である。

 

75P ヨーロッパはドイツを許さない

日本語には「水に流す」という便利な言葉がある。しかし、タリスのビュッフェで会ったベルギー人には通用しないだろう。いやベルギー人だけではない。ヨーロッパに人たちには絶対通用しない。表面的にはわからないが、あの戦争が、まだヨーロッパには延々と生きているのだから。

 

二つの大きな戦争を自国で経験したヨーロッパに人にとって平和への思いは他の国に比べて格段に強いのだろう。国が地続きで長い間、侵略したり、侵略されたりの関係を繰り返してきたヨーロッパの国同士の感情は、我々日本人には理解しがたいものがある。

自国の防衛にかんする事や、自衛隊をもちながら軍隊ではないと認識する日本人の感覚は世界の常識からは離れているのかもしれない。

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